火の鳥 鮮やかな炎に抱かれて 黒焦げになる私の夢 強烈に生きた日々は 帳消しになってしまうの 全ての弱さが愛しい 戦う強さは美しい 打ちのめされて墜落して どん底蹴ってまた飛び立つよ 灰になってく手足に サヨナラを告げたら 焼け残った心が まだ息をしていた 今夜火の鳥になって ゆれる運命に復讐を 哀しみと喜びが 諦めと悔しさが つり合って 真っすぐに空を飛ぶ あわれ荒波に遊ばれ ボロボロになる私の声 のたうち回って笑われて あっけなく死んでしまうの 君の欠落が愛しい カンペキなものは虚しい 痛みも怒りも裏返して どん底蹴ってまた飛び立つよ 泣き明かした瞼に 朝焼けが透けて 拗じ曲がった心は まだ息をしてる 今夜火の鳥になって ゆれる運命に復讐を 永遠と一瞬が これまでとこれからが つり合って 真っすぐに空を飛ぶ