夜明け前 キレイ事ばかりは唄えない 分かってる 君が思ってるほど そんなに強くないから それでもあの日 見せてくれた笑顔に 何かが崩れ落ちたの 夜明け前の名前もない 空の色を焼き付けた 君を思えば ただ切なくて 会いたくてそれは恋だと知った I will 君とならば もう一度踏み出せるの 新しい朝へ 消えない悲しみの傷あと いま静かにかさぶたになってく この手を明日の君に差し出せよ 「寂しいのは同じ」と 眠りにつくまで 電話ごし何度も くり返す声がいとしい 茶化して「会えなきゃ厭」だと ごねたけど ひとり切じゃないって思えた 失うたび 愛されたい気持ちに鍵かけてきた いつのまにか 君のやさしさに 解かれて 涙が溢れだす I will 信じることで見えた世界 過去さえ意味を持てるから 弱さも恋しさと呼ぶ君を 何より守りたいと願った 聞こえる二人の未来の足音 夜明け前の名前もない 空の色を焼き付けた 君との距離 さえぎるものは ないだろう はじまりを唄うよ I will 君とならば もう一度踏み出せるの 新しい朝へ 消えない悲しみの傷あと いま静かにかさぶたになってく 聞こえる二人の未来の足音