[00:00.00]「画家と骨董店」 [00:08.00]ボーカル、コーラス:櫻井アンナ [00:12.00]クワイア:六弦アリス混声遺言合唱団 [00:20.00] [00:24.00] [00:30.01]この街(まち)へ来(き)て10日目(とおかめ)の夜(よる)が来(き)た。 [00:41.81]明(あ)け方(がた)までにあの老人(おとこ)に会(あ)わねば…。 [00:52.40] [01:39.48]この肖像画(え)を彼(かれ)はどのような目(め)で見(み)るか。 [01:51.46]この肖像画(え)は、とある貴婦人(きふじん)を描(えが)いたもの。 [02:01.81] [02:13.61]街灯(まちあか)りが静(しず)けさに揺(ゆ)れる [02:18.64]街(まち)の声(こえ)が静(しず)けさをよぎる [02:24.00]  [02:24.55]<<他人(ひと)の話(はなし)を全(すべ)て信(しん)じてはいけない。 [02:30.05] [02:36.10]雪(ゆき)が激(はげ)しく降(ふ)り止(や)まない夜(よる)は、何(なに)か不思議(ふしぎ)な事(こと)さえも… [02:48.17] [02:49.64]月明(つきあ)かりに照(て)らされた雪(ゆき)が、足(あし)に絡(から)みつき行(い)く手(て)を遮(さえぎ)る。 [03:02.29]蒼(あお)く染(そ)まる世界(せかい)からまるで私(わたし)だけを置(お)いて消(き)えるかの様(よう)だ。 [03:17.17] [03:35.21]ただ激(はげ)しさを増(ま)す雪(ゆき)と鼓動(こどう)に煽(あお)られて孤独(こどく)を知(し)る [03:47.07]それでも真実(しんじつ)に辿(たど)り着(つ)く為(ため)、雪(ゆき)深(ぶか)い森(もり)を辿(たど)る [03:57.71] [03:59.17]---冷(さ)めた月(つき)が尽(つ)きぬ不安(ふあん)を浮(う)かび上(あ)がらせる。 [04:09.29] [04:10.19]降(ふ)り止(や)まない雪(ゆき)が真実(しんじつ)を隠(かく)し、静(しず)けさが行(い)く手(て)を遮(さえぎ)る。 [04:22.23]蒼(あお)く染(そ)まる世界(せかい)からまるで私(わたし)だけを置(お)いて消(き)えるかの様(よう)だ。 [04:37.91] [04:44.40]終わり