白の慟哭 ハラハラ夜空舞うのは 私を焦がす裏切り 忌まわしき記憶を乗せ ただ空虚な風が吹く… 聖者の顔で 生き行く者の裏 ありふれた笑顔に 潜むのは悪意の華 汚されぬ心だけを 抱いて生きるには脆く 真実待ち続ける者には 明日も与えない 白く生きゆく羊に 汚れを塗りつけながら 追いやるあの嘆きの丘へ 土に還る日 ハラハラ夜空舞うのは 報われぬ涙の跡 やさしく私に触れたアナタの 嘘の温もり焼き付いて… その裏切りの愛 私を蝕む愛 ありふれた笑顔に 潜むのは詭弁の罠 汚された心ひとつ 灰の中で目覚め行く 怨嗟に満たされて 生まれた憎悪の命を 白に生きゆく羊は いつしかその色変えて 降り立つあの嘆きの丘へ 彷徨う闇へ…