[00:00.000] [00:16.624] 何も無い場所だけれど ここにしか咲かない花がある [00:28.260] 心にくくりつけた荷物を 静かに降ろせる場所 [00:41.386] 空の色映し出した 瑠璃(るり)色の海 遥かから聞こえる [00:53.539] あなたの笑い声は よく聴けば 波の音でした [01:06.205] [01:06.488] 寂しさ隠せずにいるなら 一人になればいい [01:17.571] 囁(ささや)くほどの声で呼んでいるのは いつも 同じ名前 [01:32.505] [01:33.807] あの優しかった場所は今でも 変らずに 僕を待ってくれていますか? [01:46.691] 最後まで笑顔で 何度も振り返り 遠ざかる姿に 唇 噛み締めた [01:58.376] (笑顔で)(手を振り) [01:58.503] 今はこみ上げる 寂寞(せきばく)の思いに 潤んだ世界を 拭ってくれる [02:11.026] 指先を 待っている [02:16.683] [02:28.685] 影が教えてくれるのは そこにある悲しみだけじゃない [02:40.104] うつむく顔を上げて振り返れば そこにある光に気付くだろう [02:53.401] [02:53.572] 同じ数の出会いと別れ でも割り切れなくて [03:04.582] 余るほどの想い出をいつまでも 胸に咲かせながら [03:18.837] [03:20.137] 雨上がりの道は泥濘(ぬか)るむけれど 今ここに 生きている証を刻むよ [03:33.713] どうかこの涙を しおれかけの花に 喜びの彼方でもう一度咲けるように [03:45.586] (この涙を)(心に) [03:45.745] 願いは海風に 吹かれて大空へ やがて小さな 虹をわたるよ [03:57.468] いつの日か その足で [04:04.305] [04:07.075] ここにしか咲かない花 ここにしか吹かない風 [04:13.445] ここでしか聴けない歌 ここでしか見えないもの [04:19.488] ここにしか咲かない花 ここにしか吹かない風 [04:25.720] [04:30.819] あの優しかった場所は今でも 変らずに 僕を待ってくれていますか? [04:43.928] ふいに込み上げる 寂寞(せきばく)の想いに 潤んだ世界を拭ってくれる [04:55.499] (こみ上げる)(想いに) [04:55.594] 雨上がりの道は泥濘(ぬか)るむけれど 今ここに 生きている証を刻むよ [05:08.355] いつかこの涙も 寂寞(せきばく)の想いも 忘れ去られそうな時代の傷跡も [05:20.294] (この涙も)(想いも) [05:20.410] 燦然(さんぜん)と輝く あけもどろの中に 風が運んで 星にかわる [05:37.637] そんな日を 待っている [05:47.684] [05:57.293] 终わり