こんな物憂い日は
海辺を眺めたい (今 無意識)
空も海もみな (君のこと)
灰色に溶けて (考えて)
水平線も見えない (いたみたい)
孤独は友だちなの
ずっと仲がいい
寂しさも痛くない
こわれたスクーターで
パンクしそうな
漁師町の迷路を抜け
心にはもう誰も
いれないと決めたのに
こんな自由な日が
ずっと続けばいい (ふと何気なく)
愛の剃刀の (君の名を)
刃に触れなければ (つぶやいて)
傷つくこともないから (首を振る)
もやもやしてる若さ
答えなんかない
無造作に生きてたい
こわれたスクーターで
気の向くままに
角曲がれば また潮風
ほら霧が晴れていく
海鳥が飛び立った
孤独は友だちなの
ずっと仲がいい
寂しさも痛くない
心を縛っていた
糸がほどけてく
いいことがありそうね
こわれたスクーターの
ご機嫌まかせ
曇りがちな日々 横切る