[00:29.110]ある日
[00:30.660]ふたりが全部
[00:34.300]呑み込んだ慣れあいも
[00:38.830]すこしも大袈裟でない言葉で
[00:44.570]終わったんでした
[00:48.760]分からないほどじゃないくらいに
[00:55.400]年を重ねたので
[00:58.270]これからどうすればいいか
[01:01.420]どうすることがいいのか、の決断でした
[01:10.860]※ゆるいカーブ沿いの
[01:13.440]緑の道
[01:14.460]歩きながら
[01:16.289]思い出してることに気付きました
[01:20.720]ようやく踏み出すその先には
[01:23.460]あたらしい息吹がある
[01:27.400]その手を翳してみる※
[01:46.670]きれいなものはきっと
[01:51.410]消えやしないから
[01:53.690]朱色に燃ゆる空をみつめたひたむきさを
[02:03.840]繰り返すことできないくらいに
[02:08.350]時間を重ねたので
[02:11.410]私たちの答えが
[02:14.810]どちらであっても
[02:17.260]間違いなどはないのでしょう
[02:24.700]煽る風に揺れる
[02:26.670]この葉の音
[02:27.840]澄ましながら
[02:30.900]深々と呼吸をしてみました
[02:34.579]自然と踏み出すその先には
[02:37.240]あたたかい心地がある
[02:41.230]風待(かざま)ち心もよう
[03:03.800]ゆるいカーブ沿いの
[03:05.610]緑の道
[03:06.860]歩きながら
[03:09.290]思い出してることに気付きました
[03:13.760]ようやく踏み出すその先には
[03:16.410]あたらしい息吹がある
[03:20.650]その手を翳してみる※