[00:24.76]慾を覘くは無垢なる虚 妖し影ろふ白絹の袖
[00:31.93]月影の煩悩に成り合わぬ華々は開き
[00:35.81]絡み合ふは胡蝶の舞 刹那の海に遊び
[00:39.70]戯れの冥闇は重なりて 此処まで御出で
[00:43.65]乱れひらひら 下弦の月 夭夭と揺れる
[01:03.09]常若 舐れば花弁綻び 極楽浄土へ誘う宴
[01:10.47]常宵 開けば浮き立つ鬼灯 艶めく化粧 悦楽の笑み
[01:18.20]丑三つ時から始まる恋は
[01:20.04]雷魚の舞にて狂い出す
[01:22.14]潮の香りだと心得違えば
[01:23.98]魔性の最中
[01:25.94]宝と蛾眉の誘惑に浮かれ
[01:27.88]老婆の謀に堕ちて
[01:29.72]浮世離れした愉悦快楽は
[01:31.61]夢うつつの狭間
[01:35.40]籬の果ては死穢の朝露 泡沫の夢は万華鏡
[01:42.74]惑いの蒼は青き追憶 竜胆の唄が滔々と
[01:50.31]嗚呼...
[02:24.99]邂逅 其れは誘い理想卿
[02:32.66]数多の月日も無の如く 儚く散り果てる
[02:39.85]体躯 蝕みて精神の交錯は 因果応報 夢幻と戯れる
[02:47.78]理性の無い 無性の靄 魔性の愛 泡となり 願えど潰えて限り無し
[02:55.75]命、散り逝く其の日まで
[02:57.59]籬の果ては死穢の朝露 泡沫の夢は万華鏡
[03:05.03]惑いの蒼は青き追憶 竜胆の唄が滔々と
[03:12.66]愛しき花よ もう秋霞 夢...現...ただ鱗々と...