[00:23.85]こんな私も 春には都会で
[00:29.73]笑いころげて くらしてた
[00:35.55]せまい部屋でも 小鳥を飼って
[00:41.55]好きな男に もたれてた
[00:48.05]北国行きの 列車に乗\って
[00:53.80]流れる景色に 泣いたのは
[00:59.35]夏から 秋の境い目で
[01:05.55]すべてがかげる頃のこと
[01:11.62]ああ 海峡に 日が落ちる
[01:25.00]
[01:34.90]そして私は 無口になって
[01:41.05]波の音きき 生きている
[01:46.90]鴎ばかりが にぎわう海を
[01:52.70]日がな一日 見つめてる
[01:59.30]落ち着き場所も まだ決めかねて
[02:05.05]荷物もとかずに 部屋の隅
[02:10.65]秋から冬へ 日が移り
[02:17.07]死にたくなれば それもよい
[02:22.90]ああ 海峡に 雪が舞う
[02:34.90]浮灯台が 身をもみながら
[02:40.75]港のはずれに かすむのは
[02:46.30]冬から春へとかけ足で
[02:52.75]女の胸も とける頃
[02:58.68]ああ 海峡に 風が吹く
[03:14.00]