[00:00.00][00:42.38][00:58.40][01:11.15][01:30.39][02:06.73][02:20.47][02:38.19][02:54.96][03:10.53]
[00:26.75]灰色の雲に包まれる
[00:30.64]世界の天地が消えるように
[00:34.28]肌を撫でる 濡れた手のひら
[00:38.34]人々は天を仰いだ
[00:42.63]にわかに零れた夕立が
[00:46.70]深い青色に溶けてゆく
[00:50.35]雲が剥がれ そこにかがやく
[00:54.36]その色は鏡のように
[00:58.41](声とともに空へ届く)
[01:02.05]輪廻の証に
[01:04.98](空を埋めて帰ってくる)
[01:08.71]手を広げて
[01:11.66][02:21.18]そして空と海がつながって
[01:16.03]今その狭間 窓越しに見る
[01:19.87]その燃えるような人々の
[01:23.99]眼差しに揺れて 青く
[01:51.06]恐れも憂いも見えないが
[01:54.97]空には曇りがよく見える
[01:58.66]それはきっと星の息継ぎ
[02:02.62]その音に耳を澄ませて
[02:06.74](常識に隠れた神秘)
[02:10.33]私の知らない
[02:13.56](当然を疑うのは)
[02:16.97]少し怖い
[02:26.40]今その狭間 雨に打たれて
[02:30.40]何故 聞こえないはずの声を
[02:34.32]この耳で聴いている
[02:38.34]やがて空と海の切れ間には
[02:42.26]ただ日常と現実がある
[02:46.29]ふと左肩に気がつけば
[02:50.27]君がいる 私の世界
[02:54.97](天地を彩る青色)
[02:58.37](また雨は降るだろう)
[03:02.70](心に叫びが聞こえる)
[03:06.25](そう 生きているように)